1作品ずつ…

こどものための発声教室

小学6年生Aちゃんのプライベートレッスンは

とても楽しい雰囲気の中進んでいきます。

レッスンに入る前に二人で雑談をします。

私から質問を投げかける時もありますが

扉を開けた瞬間から「先生!聞いてくださいよ~…」と始まることも。

この時間もとても大切にしています。

しばらく明るい声でおしゃべりをしたところで発声練習に入ると、

そのまま明るい声が響きます。

5月のレッスンで1作品仕上げたので

いよいよ今月から8月の発表会へ向けた練習を始めました。

今回はちょうど6年生の国語の教科書にも載っている

宮沢賢治の「やまなし」にしました。

ん~、むずかしい!

でもAちゃんなら(あと2回しかレッスンないけど…)

きっとあの「やまなし」の雰囲気を出せると思うのです。

そして、

こどものための発声教室はいつも県立図書館交流ルームをお借りしているのですが

レッスンの帰りに図書館で

宮沢賢治の本をたくさん借りていったそうです。

ここもAちゃんのすばらしいところ!

1作品ずつ、丁寧に声に出して読んでいきましょうね。