こどものための発声教室プライベートレッスンのAちゃん、
今年も発表会へ出演。
宮沢賢治の「やまなし」をそれは見事に語ってくれました。
会話の部分のみ私も読んで掛け合いにしたのですが
本番中にお互いレッスン時とは違う読み方になり
相乗効果ですね、
お、そうきたか!じゃ、わたしはこう読むよ~と
これぞライブ!
とても生き生きとした掛け合いとなりました。
本番はとても緊張しますが
この感覚が味わえるのも本番ならではですね。
「やまなし」は宮沢賢治独特の言い回しもあり
地の文もとても難しいうえ
オノマトペもたくさん使われています。
かぷかぷ も トブン も
わたしからはあえて読みの指導はせずに
Aちゃんの感じるままに、イメージをしたままに読んでもらいました。
そのひとつひとつを丁寧に声にのせていって
本当に素晴らしい発表でした。
また会場の大きなスクリーンには
お母様がちょうど小学校の時に描いたという「やまなし」の絵を投影しました。
とても美しい色合いで
聴いて下さっていた皆様にも「やまなし」の世界がより伝わったことと思います。
次回レッスンでは
Aちゃんの自信につながるよう、
反省をしつつ(^-^;
どこがどう良かったのか、お話しようと思います。